広い自宅に一人で住み、気ままな生活をしていました。
周囲の人は、気ままな自由人としてうらやむ声もあったが、
定職に就けないでいた彼は家に引きこもり、
話す相手もないまま鬱状態になっていたようです。
話し相手もいない青年は、
気晴らしにパソコンの向かいガンダムと出会ってしまった。
時々外出するときの行き先は、
お弁当を買うためのコンビニ、ガンダムを買うために近くの模型店に…。
やがて…毎日のように模型店の出入りするようになった青年は、
僅か3ヶ月の間に100万円以上の買い物をしていました。
模型店の店長も初めの内は上客の来店に喜んでいましたが、尋常ではない買い方をする青年に声をかけ、クリニック通いをしていることを知ったというのです。
青年の異常な買い物はその後も続き、
余りにも生活が乱れていることが気になった模型店の店長からの紹介でその青年と会うことになりました。
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